宝島社は、シリーズ累計62万部発行の“THE FINAL版”『のせ猫 ありがとうシロ』を刊行した。
“かご猫”“のせ猫”として人気を博したシロ。そんなシロが今年の3月2日、虹の橋を渡り天国へと旅立った。また、2019年6月には、里の仲間の茶トラとのらも天国へと行ってしまった。
残された兄弟たちは、今どんな風に暮らしているのか。みんなで楽しくやっているのか。里の風景は今も変わらずそこにあるのか。同書には、旅立ったシロ、茶トラ、のらの思い出と、今のかご猫の里の全てがまとめられている。
大きく丸い顔がチャームポイントのシロが、ダイナミックなのせ技を披露する様子はもちろん、新メンバーのちーちゃん、トラ、ちょびの紹介。シロが日課にしていた散歩を、今は三男坊のちび兄弟を中心に、弟たちが田畑や山に出かけ、あの頃と変わらない風景、季節の花々を楽しむ様子など、かご猫の里の今も盛りだくさん詰まった1冊となっている。