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【赤ちゃんと猫 vol.12】娘、初めての猫カフェデビュー! そのあと愛猫は…

くつろぐ猫(猫カフェ キューリグにて)
  • くつろぐ猫(猫カフェ キューリグにて)
  • 初めての猫カフェに泣いてしまう娘(猫カフェ キューリグにて)
  • 3歳の保護猫(猫カフェ キューリグにて)
  • 私や実母(グランマ)に抱っこされて猫を見守る娘(猫カフェ キューリグにて)
  • 娘が泣いてしまってもあまり気にしていないマイペースな猫たち(猫カフェ キューリグにて)
  • 少しずつ雰囲気を楽しむ娘と保護猫(猫カフェ キューリグにて)
  • くつろぐ猫その2(猫カフェ キューリグにて)
  • 猫カフェから帰宅後、やきもち全開の猫

本連載では、令和元年11月に生まれた筆者の長女と4才の保護猫の暮らしを綴っています。今回は、生後6か月を迎えた娘を初めて猫カフェに連れて行ったときのエピソードです。

娘、初めて家族以外の猫に会う

2020年6月、一度目の緊急事態宣言が解除された頃の話です。新型コロナウイルスの影響により、生まれてから買い物も含めほとんど外出したことのなかった娘と一緒に猫カフェへ出かけました。この少し前には動物園に出かけたこともあったのですが、生後6か月ではまだあまり興味を示さず、ベビーカーの中で眠ってしまった娘。そこで、いつも一緒に暮らしている猫に会える場所であれば喜んでくれるのではと思った次第でした。

向かったのは保護猫たちが迎えてくれる「猫カフェ キューリグ」。わが家の猫もそうだっただけに、保護猫には特別な親近感がある私でした。

こころ優しい猫たちとのひととき

扉を開けるなり見渡す限りの猫、猫、猫。わが家の猫は体重4kgの中型ですが、猫カフェにはその倍近い体重7~8kgにもなる大型の猫や、生まれてまだまもない小さな子猫も。

初めて娘が対面したのは仲良く寄り添っている黒猫の兄弟でした。黒猫はただただマイペースに過ごしていましたが、娘は慣れない環境に驚いて大泣きしてしまう事態に。それでも人馴れした猫たちは慌てることなく、静かに娘をじっと見ていてくれました。

初めての猫カフェに泣いてしまう娘(猫カフェ キューリグにて)初めての猫カフェに泣いてしまう娘(猫カフェ キューリグにて)

娘を膝に抱えて「にゃんにゃんだよ」と話しかけていると、少しずつ理解が追い付いてきたのか次第に笑顔が出てきた娘。その後、2回目の訪問時には娘は自らハイハイで猫たちの後を追うほどに…! ごはんタイムでは、ごはんめがけて一斉に集まる猫たちを見て声をあげて喜んでいました。

二度目の訪問時には声をあげて笑いながら猫たちを見ていた娘(猫カフェ キューリグにて)二度目の訪問時には声をあげて笑いながら猫たちを見ていた娘(猫カフェ キューリグにて)

帰宅すると全力“ヤキモチ”の猫

一方で、猫カフェから帰宅すると、わが家の猫は見たことがないほど不機嫌に…。以前私が撮影で猫島に出向いたときも、私の服やカバンを一晩中嗅ぎまわっていたことを思い出しました。今回もやはり“知らない猫のにおい”を感じ取っていたのでしょうか。猫がストレスで倒れてしまわないように、夫と私でたくさん抱きしめてあげました。猫のそんな可愛いヤキモチもまた、猫と暮らす中での癒しのひとときです。

猫がストレスを抱えすぎないように、やきもちをなだめる撫で撫で猫がストレスを抱えすぎないように、やきもちをなだめる撫で撫で

次回、猫の大好物のおやつ「チャオちゅ~る」を手にした娘と、動揺する猫。ついに主従関係逆転のとき…!? ぜひお楽しみに。

こさい たろ:フォトグラファー
2年前に、猫と一緒にお嫁入りしました。現在、夫と猫と娘(0才)の3人&1匹でなかよく暮らしています。

猫:名前はシェリル。
ラテン語で「愛しい人」「大切な人」の意味。(英語の「Dear」の語源という説も)。銀色の毛並みで“かぎしっぽ”。L字に曲がった尻尾でたくさんのしあわせを招いています。

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《こさいたろ》

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