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『考えない猫が教える 脱力系哲学の言葉』、大和書房より刊行

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『考えない猫が教える 脱力系哲学の言葉』、大和書房より刊行
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大和書房は、『考えない猫が教える 脱力系哲学の言葉』を2月12日に刊行した。

著者の原田まりる氏は、哲学思考を“ドローン目線”と例えている。それは見慣れた景色が広く新しいものに感じ、自分の考えや視野がいかに狭いものだったかを思い知らせてくれるという。今までも「これが常識」「これが正しい」という“当たり前” が「これっておかしくない?」と誰かが疑い、声をあげたことで、新しい価値観が生み出されてきた。哲学は私たちに「こう思ってたけど、ああも考えられるなぁ」とひらめきにつながるヒントを与えてくれる学問であるとしている。

「なんのために生きているのか?」と悩むのは人間くらい。原田家の3匹の猫たちは、生きている意味に思い悩むことなく、のびのび暮らしている。好奇心旺盛で洗濯機の下や、クローゼットに潜り込んだかと思えば、急に窓の外を見つめじっと物思いに耽った表情をする。そんな猫の佇まいはどこか哲学者のよう。同書は、猫たちの様々なポーズや表情を交えながら、哲学者の言葉を学ぶ “猫哲学”となっている。

《鈴木まゆこ》

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