サンシャイン水族館（東京都豊島区）は、生き物たちの秘められた体の内部や透明な生き物をテーマにし、骨・骨格の構造に注目した特別展「スケ・ボーン展～meets カメの甲羅はあばら骨～」を、7月16日から2022年1月30日まで開催する。
会場内では、軟骨魚類と硬骨魚類に焦点を当て、それぞれの特長を紹介するZONE1「軟骨と硬骨」、生き物の骨についてクイズ形式で紹介するZONE2「なるほどTHEボーン」、魚ごとに異なる形状を持つ隠れた骨を紹介するZONE3「かくれんボーン」、体が透明な生き物の生体展示を行うZONE4「スケルテン」、動物の骨格構造の仕組みや進化の過程を人間に置き換えて説明した話題の書籍『カメの甲羅はあばら骨』とのコラボ展示ZONE5「カメの甲羅はあばら骨ワールド」の5つのZONEに分けて展開。通常の展示や観察ではなかなか見られない、生き物たちの体の内側の世界に迫る。
会場内には、透明標本作家 冨田伊織氏の作品も展示され、透明標本が作り出す、美しくも不思議な世界を体感できる。
また、水族館本館でも「スケ・ボーン展」コラボ展示を実施。生き物たちの骨格の不思議を、人体変形による動物人間のイラストパネルでわかりやすく紹介する。等身大カメ人間が登場する他、本館内にあるQRコードから「WEB AR」をダウンロードして、動物人間のオリジナルフレームで写真撮影も楽しめる（別途入場料が必要）。展示期間は7月16日から9月7日まで。
さらに、サンシャインシティや池袋各所でも関連イベントを実施。「今までの常識を疑ってみる！」をコンセプトに長年様々な未来への実験・研究を行ってきた2人の教授による研究の成果が発表される「へんな博士の！？『自由すぎる研究室』展」や、サンシャインシティ内に隠れている“動物人間”を探して館内に仕掛けられた様々な謎を解き明かす「NAZONAZO劇団×スケ・ボーン展～meets カメの甲羅はあばら骨～『ホネまで大ソウサク！スケスケ探し隊！』」、動物人間と一緒にARフォトが楽しめる「動物人間とめぐる池袋周遊スタンプラリー」など、様々なイベントを楽しめる。（関連イベントの日程、料金はそれぞれ異なるためHPで要確認。）
