東京工芸大学 色の国際科学芸術研究センターは、せたがや文化財団 生活工房と共催で、7月24日から8月29日までの期間、生活工房ギャラリー(東京都世田谷区)にて、体験型展覧会「色覚を考える展 ヒトと動物の色世界」を開催している。
同展は、生き物の「色覚」をテーマにした、アートとテクノロジーの融合による体験型展覧会となっている。動物の色覚を再現したVR映像、紫外線や赤外線を利用したアート作品など、色覚多様性とその仕組みについて楽しく体験しながら理解を深める作品が展示される。
また、同展は、文化庁の「令和3年度大学における文化芸術推進事業」に採択された「アート&テクノロジーマネジメントにおける高度な理論及び実践力を持った工芸融合人材の育成」事業の一環として開催される。この事業の目的は、創立当初からアートとテクノロジーの融合を推進する同校が、「色の国際科学芸術研究センター」を中心として人材育成プログラムを確立し、広く普及させること。この事業の取り組みとして、同展開催のほか、「色の国際科学芸術研究センター」での講座や国際シンポジウムの開催、「カラボ ギャラリー」での企画展示およびワークショップなどを実施していくとしている。
■開催概要
・開催日時:7月24日~8月22日 9時~20時
8月23日~8月29日 9時~21時
・休館日:祝休日を除く月曜日
・会場:生活工房ギャラリー
・入場料:無料(関連イベントは有料のものもあり)