イースト・プレスは、9月10日に『文豪の愛した猫』を刊行した。
多くの名作を残した文豪たちは、いかにして人生さえも左右するほどの猫と出会い、どのようにして愛し、いかにして別れを惜しんだのか。同書では、愛猫と結んだ「絆の物語」を通して、そんな知られざる文豪たちの素顔に迫っていく。
飼い猫をモデルに書いた連載小説で人生が好転した夏目漱石。捨て猫を放っておけないほどの繊細な一面があった三島由紀夫。生涯500匹の猫たちと暮らした大佛次郎。『キャッツ』でエンターテインメント界きっての人気者となったT・S・エリオットなど、選出された文豪は国内外から40人。
文豪と猫の心温まるストーリーを、写真やイラストとともに紹介した1冊。
《鈴木まゆこ》