西武ライオンズは、9月23日に開催する「SAVE LIONS DAY」にて、新日本プロレスとコラボすることが決定したと発表した。
2019シーズンより実施されている、チームのシンボルであるライオンを絶滅の危機から救う保全活動「SAVE LIONS ~消えゆく野生のライオンを救うプロジェクト~」。今年も9月23日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦において、ファンに同プロジェクトの周知と参加を呼び掛ける「SAVE LIONS DAY」が実施されるが、この度、同じくライオンをシンボルとしている新日本プロレスとコラボすることとなった。プロレスラーの真壁刀義選手が来場し、様々なイベントに登場する。
メットライフドームでは、ライオンズの呉念庭選手と愛斗選手、新日本プロレスの真壁刀義選手、本間朋晃選手の等身大パネルと一緒に撮影ができるフォトスポットが登場するほか、SAVE LIONS の活動やオンライン募金を紹介するブースの設置、チャリティーグッズなどの販売が行われる。また、当日のセレモニアルピッチなどに真壁選手が登場し、プロジェクトへの参加を呼び掛ける。
さらに、監督・コーチ・選手たちが同プロジェクトのオリジナルキャップとヘルメットを着用して試合に臨むほか、ネクストバッターズサークルやベースにも特別なデザインが施される。また当日に限らず、今シーズンもホームゲームでホームランを1本打つたびに1万円を保全団体に寄付する活動を継続して行っている。
新日本プロレスとは、9月4日から5日にかけてメットライフドームで開催された同団体主催の「WRESTLE GRAND SLAM in MetLife Dome」をきっかけに、コラボグッズの販売を共同で実施。この度、ライオンズと同じく“ライオン”をシンボルとしていることなどから、同プロジェクトに賛同、「SAVE LIONS DAY」でのコラボが実現した。同日に大田区総合体育館で行われる「G1 CLIMAX 31」でも、プロジェクトの周知と募金への参加を呼び掛ける。
「SAVE LIONS」プロジェクトでは、これまでにホームラン数に応じた金額や寄付など、合わせて約 450万円をイギリスの保全団体に寄付しており、それらはライオンの保全活動に生かされている。同社では引き続き、同社のコミュニティ活動「L-FRIENDS」で掲げている環境支援、およびSDGsの達成に向けて、同プロジェクトを推進していくとしている。