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双子パンダの名前決定、込められた意味は…2022年1月に公開予定 上野動物園

上野動物園の双子パンダ。左がオスの「シャオシャオ」、右がメスの「レイレイ」(103日齢)
  • 上野動物園の双子パンダ。左がオスの「シャオシャオ」、右がメスの「レイレイ」(103日齢)
  • 上野動物園のパンダの赤ちゃん、オスの「シャオシャオ」(103日齢)
  • 上野動物園のパンダの赤ちゃん、メスの「レイレイ」(103日齢)

10月9日、上野動物園の双子のジャイアントパンダの名前が決定した。オスの名前は「シャオシャオ(暁暁)」で「夜明けの光が差し、明るくなる」という意味を持つ。メスは、「つぼみから美しい花が咲き、未来へつながっていく」という意味を込め、「レイレイ(蕾蕾)」と名付けられた。

同園では、今年6月に生まれたパンダの赤ちゃん2頭の名前を8月7日から8月20日まで募集。応募総数19万2712件の中から上位150点の名前を対象に、国内外のパンダと同じ名前や既存キャラクター名などを除き、オス5点、メス6点を名前候補選考委員会で審議。その中から最も高い評価を得た「シャオシャオ」「レイレイ」が、中国側の確認などを経て、最終的に双子の名前に決まった。

なお、応募数の多かった名前の上位3つは、オスが「レンレン」「タンタン」「ライライ」、メスが「メイメイ」「レイレイ」「リンリン」だったそうだ。

10月1日に生後100日を迎えた2頭は順調に成長しており、体重は6kgを超えた。歯の数も増え、シャオシャオは8本、レイレイは12本になったとのこと。物を識別するほど目が見えているかは明確ではないが、音は認識している様子だという。人の声や物音に慣れさせる目的で日中にラジオを流す訓練を続けている。

また、2022年1月に西園「パンダのもり」にて2頭を公開する予定であることも発表。具体的な日程はシャオシャオ、レイレイの成育状況などに応じて、後日お知らせするとしている。

[写真・動画提供:(公財)東京動物園協会]

《REANIMAL編集部》

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