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鳥羽水族館でコツメカワウソの赤ちゃんが誕生、元気に成長中

鳥羽水族館で1月12日に誕生したコツメカワウソの赤ちゃん(母親はキワ、父親はアサヒ)
  • 鳥羽水族館で1月12日に誕生したコツメカワウソの赤ちゃん(母親はキワ、父親はアサヒ)
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鳥羽水族館(三重県鳥羽市)は、1月12日にコツメカワウソの赤ちゃんが誕生したと発表した。

今回出産をした母親の「キワ」は、12月後半より胎動と見られるお腹の動きが観察されており、妊娠が確認されていた。1月初旬より飼育係が注意深く観察を続けていたところ、1月12日の朝の見回り時に、キワに寄り添われた赤ちゃんの姿を発見したという。

赤ちゃんはメスで、体長約13cm、体重は62g。生まれてすぐ、活発に鳴く姿が確認されている。しかし、出産後15時間ほどが経っても授乳が見られなかったとのことで、飼育係による人工哺育へと切り替え。すると、直ぐにミルクを飲みはじめたそうだ。今ではすっかり元気な様子を見せ、飼育係も一安心しているという。

現在、バックヤードにて24時間体制で観察と人工授乳が行われているため、一般公開は未定とのこと。しかし、家庭からでも愛くるしい姿を見てもらえるように、飼育日記(公式HPに掲載)や、同館公式TwitterアカウントなどのSNSを通じて赤ちゃんの成長の様子を発信していくとしている。今回生まれた赤ちゃんを含め、同館で飼育されているコツメカワウソは5頭(オス2頭、メス2頭)となった。

《鈴木まゆこ》

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