朝日新聞出版は、パンダにまつわるあれこれを女優・作家の黒柳徹子氏とパンダ賢人たちが深掘りするパンダ読本『パンダとわたし』を発売した。
本書は、パンダファンに贈る、パンダ愛がもっと深まるパンダうんちくが満載。黒柳氏による巻頭エッセイのほか、上野動物園の前園長・土居利光氏が過去の新聞などの資料から日本人とパンダの歴史を紐解いた「ジャイアントパンダと日本人」、シャンシャンの元飼育員・廣田敦司氏が生態を分かりやすく解説した「ジャイアントパンダという生き方」、パンダジャーナリスト・中川美帆氏がパンダ発見の経緯などを描いた「社会的存在となったジャイアントパンダ」など、バラエティ豊かな筆者の方たちによる読み物がまとめられている。
表紙のイラストは、漫画家の西村ツチカ氏が担当。まるで黒柳氏の番組にパンダがゲスト出演しているかのような、はたまた一緒に記念写真におさまっているかのような、少し不思議な世界感となっているという。また、ブックデザインはアートディレクターの尾原史和氏が手掛けた。白色の表紙に、黒色の帯やスピン(しおりひも)を差し込んでパンダカラーにまとめるなど、さりげないこだわりが随所に現れている。カバーには透け感のあるトレーシングペーパーを用いて、ファンタジックな空気で本全体を包み込んでいる。
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