動物のリアルを伝えるWebメディア

「AIM医学研究所」支援のためのNFTチャリティ企画、漫画家の畑健二郎氏らが参加…6月30日まで

「AIM医学研究所」を支援するためのNFTチャリティ企画
  • 「AIM医学研究所」を支援するためのNFTチャリティ企画
  • オークションオークションにて販売される畑健二郎氏の作品
  • オークションオークションにて販売される畑健二郎氏の作品
  • CryptoNinja(オークションが行われる今回の対象作品)
  • 「AIM医学研究所」を支援するためのNFTチャリティ企画

時事通信出版局は、書籍『猫が30歳まで生きる日』の著者、宮崎徹氏(発刊時:東京大学教授)が設立した「AIM医学研究所」を支援するためのNFTチャリティ企画を開催する。

日本では900万頭近い猫が飼われている(「2021年全国犬猫飼育実態調査」より)が、その多くが腎臓病で死亡している。猫に塩分を控えた食事をさせて日々気をつけていても、加齢とともに腎機能は必ず低下してしまう。そんな猫の腎臓病の原因は、これまでまったく不明だった。

そんな中、宮崎氏が血液中のタンパク質「AIM(Apoptosis Inhibitor of Macrophage)」が急性腎障害を治癒させる機能を持つことを解明。このAIMを猫に処方すれば、腎臓病の予防・治療が可能になり、猫の寿命が大幅に延び、現在の猫の平均寿命である15歳の2倍である、30歳まで生きることも可能であるとされている。

​宮崎徹先生は、22年1月より「一般社団法人AIM医学研究所」を設立し、猫用AIM薬の開発を進めている。

同出版局は、猫用AIM薬の実用化に向けた開発を応援するため、NFTチャリティ企画をスタート。5月25日から 6月30日の期間中、『週刊少年サンデー』(小学館)で連載中『トニカクカワイイ』の漫画家、畑健次郎先生が、同チャリティのために無償で描き下ろしたNFT作品をオークションと固定価格で販売する。

また、CryptoNinjaをはじめ、国内で猫をテーマに創作活動を行うNFTアーティストも参加。本チャリティの収益(経費を除く)は全額「AIM医学研究所」に寄付し、愛猫家が猫とより長く過ごせる未来を実現するために使われる。

同研究所へは、主に国内の銀行への振込でしか寄付をすることができなかったが、暗号資産で購入できるNFTをチャリティに活用することで、国内に限らず世界中から参加が可能となった。NFTプロジェクトは、チャリティに参加したことがNFTにより証明されるため、新しいチャリティの形として注目されている。

参加国内NFTアーティスト(敬称略):アマネ・メイ / NFT Marketing Orchestra / 狩野舞 / かのか / Cityboy & CityGirl / Sugar Water Cat / SERARK(セラーク) / nekoko.d / ねこあたま / YO-CO(※参加アーティストは変更になる場合がある)
※上記リンクより商品を購入すると、売上の一部がREANIMALに還元されることがあります。
《山本真美》

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top