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実は家庭でも便利…リンナイのガス乾機は強力フィルターが毛を吸い取る【インターペット2021】

「乾太くん」はペット家庭でも重宝
  • 「乾太くん」はペット家庭でも重宝
  • フィルターにはこれだけ毛がたまる
  • 天日干しと乾燥機の違い
  • フィルターは丸洗い可能
  • 業務用はサロンや動物病院で活躍
  • フィルターをドラム奥ではなくドアに取り付けた製品。フィルターの掃除がしやすい

リンナイは、家庭用から業務用まで幅広くガス器具を扱うメーカーだ。ガス乾燥機はコインランドリーでよく見かけるが、インターペット2021に出展していたのは、それがペットサロンや動物病院でも必需品の一つだからだ。

ペットサロンでは、当然タオルを大量に使う。洗濯の量も多くなるが、同時に乾燥機を使わないと天日干しでは間に合わない。電気式の乾燥機もあるが、ランニングコストと乾燥時間を考えると業務ではガス乾燥機がほぼ一択となる。

リンナイのガス乾燥機は、内部のフィルターに特徴がある。ペット専用というわけではないが、大型のファン式のフィルターが動物の毛を乾燥させながら吸い取るようになっている。フィルターは取り外して掃除・清浄ができる。業務用は8kg、9kgのタイプがあり、ファンベルトの強度を上げるなどして耐久性も確保している。

展示してあったのは、5kgの家庭用のガス乾燥機だが、一般家庭でも多頭飼いをしている家では重宝がられているという。ペット専用としてでなくとも、ペットとの生活では普段の衣類につく毛も悩みの種だ。洗濯前にコロコロやブラシでいちいち取るのも手間がかかる。天日干しでは毛はとれないがフィルター付きの乾燥機なら衣類の毛もとってくれる。ペットサロンなどでは業務の効率化につながるというが、家庭でも家事の時短になる。パンデミックで家族が自宅にいる機会が増えている中、家事分担・効率化という点でもガス乾燥機が役に立ちそうだ。なお、リンナイが実施した外部検査では、乾燥機によるウイルス除去効果も確認されているという。

排気用のダクトやガスの配管など、設置場所が限られるが、衣類乾燥機を想定したマンションや新築も増えている。ダクトは窓を利用することも可能。屋根のあるベランダなどに設置する方法もあるそうだ。

《中尾真二》

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