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浴室やペットの部屋をホーロー内装材にすると…タカラスタンダード【インターペット2021】

浴室もホーロー壁で便利
  • 浴室もホーロー壁で便利
  • マグネット式のボックス型ハウス
  • シャワーヘッドのフックも好きな場所に移動させることができる
  • 爪とぎや小物も全部磁石で壁にとりつけられる
  • タカラスタンダードブース(インターペット2021)
  • タカラスタンダードブース(インターペット2021)
  • タカラスタンダードブース(インターペット2021)

ホーロー加工というと鍋が思い浮かぶが、東京ビッグサイトで開催されているインターペット2021ではタカラスタンダードがホーローの内装壁の展示・提案を行っていた。ホーローの壁はペットにどんなメリットがあるのだろうか。

ホーローは鉄板など金属にガラス質のコーティングを施したものだ。熱や衝撃にも強く、傷もつきにくい。表面に光沢がありつるつるしているので床には向かないが、たとえば浴室の壁に使えば清潔で手入れが楽、傷がつきにくいといった特徴がある。ホーローは、内部が鉄なので磁石がつくのも特徴だ。

浴室では、たとえばシャンプーなどの棚を磁石式にできる。最近では詰め替え用のポンプに磁石がついていて、そのまま壁に貼り付けられる商品もある。浴室の石鹸受けの定番である吸盤式は、一度落っこちるとなかなかちゃんとつかない。寝ている間に必ず落ちるという特性(?)がある。磁石なら重ささえ注意すればそんなことはない。

シャワーヘッドを壁に固定するフックがあるが、これも磁石式(吸盤と併用だった)のものがある。これが便利なのは、ペットをシャンプーするとき、シャワーヘッドの位置を自由に調整できることだ。壁付けのフックが移動できないと、片手でヘッドを持ちながらのシャワーとなるが、好きな位置にシャワーを固定できる。

ホーローでなくても、磁石がつく浴室の壁はあるが、大型犬が浴室で暴れても壁に傷がつきにくいのはホーローだろう。

同じ理由でペットの部屋の内装をホーローにしてもよい。リードのフックや棚など磁石式のものが使えるので、壁に穴をあけずに済む。壁の保護ボードも必要ない。写真にあるように、壁付けのキャットウォークやハウスもある。展示してあった製品は重量10kgまで耐えられるそうで、平均的な猫なら乗ってもハウスが脱落することはないという。

スペースさえあれば壁の任意の位置に取り付けられるのも魅力だ。お気に入りの場所になれば動かす必要はないが、遊び場としてのキャットウォークやハウスなら、時々配置を変えてやることもできる。爪とぎや給水器なども壁に簡単に取り付けられるのもうれしい。これら、マグネット式のボックスや小物入れ、フックなどは朝日ウッドテック、ニチレイマグネットの製品だそうだ。

《中尾真二》

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