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京急油壺マリンパークが今年9月末で閉館…動物たちは他施設へ移譲

京急油壺マリンパーク
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京浜急行電鉄は5月12日、神奈川県三浦市の水族館「京急油壺マリンパーク」を9月30日をもって閉館すると発表した。

同館は、1968年の京急電鉄創立70周年記念事業として開業。開業当時、東洋一といわれた大回遊水槽をはじめ、 魚の生態を様々なな角度から示す展示を特徴とし、魚や自然への理解を深め、かつ科学教育にも貢献する施設として運営を続けてきた。近年は、施設内にドッグランをオープンするなど、展示やパフォーマンスをペットと一緒に観覧できる「ペットと一緒に楽しめる水族館」としての取り組みにも注力していた。

しかし、建物や設備の老朽化が著しくこれ以上の維持管理は困難であるとの判断から、閉館を決定したという。動物類については、他の施設と受け入れに関する協議を進め、閉館後も飼育・施設管理に必要な要員・体制を維持し、すべての動物類の移譲を完了するまで責任を持って対応するとのこと。

京浜急行電鉄と京急油壺マリンパークは、「開業から53年間、地域の皆さまをはじめ、たくさんのお客さまにご愛顧いただきましたことに、厚く御礼申し上げます」とコメントしている。

《REANIMAL編集部》

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