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【セキセイインコと暮らす日々】個性は十鳥十色、カイちゃんの覚えた“都合の良い”言葉とは?

セキセイインコ ハルクインのカイちゃん
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日本におけるペットランキングの上位には犬や猫、魚類、そして「鳥類」がランクインしています。今回は、中でもポピュラーな鳥の一つである「セキセイインコ」と暮らす日々を、飼い主の視点からお届けします。

インコと一言で言っても、沢山いるんです

インコと一言で言っても、オカメインコやボタンインコ、コザクラインコなど、小型インコから大型インコまで数多く存在します。中でもオーストラリア内陸部原産のセキセイインコは、目にも鮮やかな色彩を持ち、人懐っこい性格であることが多いため、日本で広く親しまれています。

セキセイインコは、ノーマルやパイド、オパーリンなどの品種に分類されますが、色や模様などのバリエーションが非常に豊富なインコです。我が家に迎え入れたのは、黒のまだら模様が特徴のハルクイン。お腹や背中などを水色に染めたホワイト系の他にも、イエロー系やクリーム系、四色系などが存在します。我が子には、特徴的なお腹や背中の水色に因み、「カイ(海)ちゃん」と名付けました。

セキセイインコ ハルクインのカイちゃんセキセイインコ ハルクインのカイちゃん

セキセイインコを飼うキッカケ

カイちゃんを飼う前にも、我が家では同じくホワイト系ハルクインを飼っていました。「アオちゃん」と名付けられたその子を亡くした時の消失感から、一年後に飼い始める決意をしました。その時点では黄色の子を飼おうと考えていましたが、ペットショップの小動物コーナーに並ぶケージの中を元気に走り回るカイちゃんを見て、「この子にしよう!」と一目惚れしてしまい、生後1ヶ月の状態で我が家に迎え入れました。生まれ持ってのおてんばな性格は、2歳になった今も変わらず、本日も元気に部屋を飛び回っています。

セキセイインコ ハルクインのカイちゃんセキセイインコ ハルクインのカイちゃん

おしゃべりな子もいれば、苦手な子もいる

鳥類は一見感情が表に出にくいと思われがちですが、人間や他の動物と同様に喜怒哀楽を持ち合わせています。一緒に過ごしてみると非常に感情豊かな生き物だと気づくでしょう。彼らが「なんだろうな?」と不思議に思っている時に首を傾げたり、気分が良い時は頭を上下に振って踊ったりと、彼らは体全体で感情を表現しています。

一概には言い切れませんが、オスとメスそれぞれによく見られる特徴は存在します。オスは言葉を覚えることが得意な子が多い傾向にあり、対してメスはおしゃべりが苦手な子が多い傾向があります。以前飼っていたアオちゃんはオスで、かなりの言葉を覚えましたが、メスのカイちゃんが覚えた言葉は「カイちゃん可愛い!」だけです。

彼女は非常に都合のいい言葉だけを覚えましたが、人間一人ひとり個性が異なるようにインコも一羽一羽違った個性を持ち合わせており、性別によるおしゃべりの得手不得手の差はあくまでも目安に過ぎません。十人十色ならぬ、「十鳥十色」なのです。

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《滑川寛》

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