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インターペット2022では、ペットの医療に関連するブースも見られた。ランダムとワンコロは独自機構の犬用車いすを展示した。
ダイヤ工業は、4月1日付で新会社「anifull(アニフル)」を設立した。これまでも、アニマルケアブランドとして様々な製品を扱ってきたが、動物に特化するため分社化したという。インターペットには今回が初の出展となる。
飼育下の動物は人間と同じで虫歯や歯周病のリスクが高い。栄養価が高く加工・調理した食事が多くなるからだ。ペットも歯磨きやオーラルケアが重要だが、動物に歯磨きをさせるのは簡単ではない。
インターペット2022では、最新技術を使った犬とのコミュニケーションツールも展示されていた。
インターペットはペットのためのヘルスケア用品、フードやサプリメントなど様々な実用品、快適用品が目白押しだが、ペット用おもちゃやゆるめのグッズ、癒しグッズも楽しめるイベントだ。
東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催された「第11回インターペット~人とペットの豊かな暮らしフェア~」には、ペットイベントの常連であるサンコーも出展した。
インターペットで多いのは、やはりペット関連製品を扱う事業者だ。ベビー用品のコンビが手掛けるペット用品ブランド「コムペット」ブースでは、ペットカート共済や台湾ブランドのペットカートなどを紹介していた。
ペット宿泊OKのホテルや旅館は増えているが、なかなか予約がとれない、他のペットのにおいで落ち着かない、など現実にはペット同伴旅行が難しいこともある。「Carstay(カーステイ)」はこの問題にシェアリングのキャンピングカーを提案する。
NECが展示していたのは「Waneco Talk(ワネコ トーク)」というサービス。スマホとペットに取り付けたセンサーと通信することで、ペットとLINEで疑似対話したり、健康管理にも役立てることができる。
コーチョーは、製紙関連事業を起源とする会社で、ペット用トイレタリー製品の開発と生産も行っている。インターペット2022のブースでは、新製品の「ネオシーツセレブ」などを紹介していた。
うさぎや小鳥など、小動物もインターペットの主役だ。三晃商会のブースは、うさぎ、モルモット、チンチラ、デグー、ハムスター、小鳥など小動物関連のグッズやフードが並んでいる。