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アニコム保険、人気犬種ランキング2020を発表…トイ・プードルが11連覇達成

トイ・プードル(イメージ)
  • トイ・プードル(イメージ)
  • チワワ(イメージ)
  • アニコム保険が発表した「人気犬種ランキング2020」
  • アニコム保険が発表した「人気犬種ランキング2020」
  • アニコム保険が発表した「人気犬種ランキング2020」

ペット保険のアニコム損害保険は「人気犬種ランキング2020」を発表した。

ランキング1位はトイ・プードルが獲得。続いて2位チワワ、3位MIX犬(10Kg未満)と続く。1位のトイ・プードルは2010年から人気が衰えず、今回で11連覇を達成した。ぬいぐるみのような愛らしさに加え、「物覚えがよく賢い」「被毛が抜けにくい」などの理由から、10年以上に渡り不動の人気を誇っている。

3位にランクインした小型MIX犬の人気も定着。人気犬種同士のハーフとして、個性的な外見が人気だ。アニコム保険は「病気になりにくいため年間診療費が少ない犬種であることも人気の要因か」と見ている。

トップ10内はおなじみの犬種がランクインしており、ほぼ全てを小型犬が占める結果となったが、11位から30位までは大型犬の順位には変化が見られた。昨年度までより1種類多い5種類の大型犬がランクインしている。

さらに、今回のランキングに診療費や寿命との関係性が当てはまるかについても調査している。結果、ランキング上位の犬種ほど診療費が低く、下位の犬種ほど診療費が上がっていく傾向があることがわかった。平均寿命についても、上位の犬種ほど長生きしている可能性があり、人気を裏付ける背景の1つと言えそうだ。

同社は2008年から同ランキングを発表しているが、そうすることで「犬との暮らしの一助にしてもらいたい」という。人気犬種にはそれぞれ特化したフードやグッズなどが多く販売されている。また、飼っている人も多いため同じ犬種同士だからこその悩みなどを共有しやすい。そのため、犬を飼うことに慣れていない人でも迎えやすい環境があるという。

集計方法は下記の通り。
・ランキング:2019年1月1日から12月31日の間にアニコム損保のペット保険に新規契約した0歳の犬10万9054頭の犬種を集計
・犬種別の平均寿命:アニコム「家庭どうぶつ白書」2019参照
・犬種別の年間平均診療費:2017年度にアニコム損保のペット保険の契約を開始した犬56万6299頭について、犬種ごとに年間平均診療費を算出

《鈴木まゆこ》

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