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犬の無駄吠えをなくすには? 吠える原因と対処法

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「うちの犬は無駄吠えをして困っている…」「どうして吠えているの?」と困っていませんか?

この記事では
・犬はそもそも「吠えやすい動物」であること
・愛犬がどうして吠えているのか理由を見つけましょう
・愛犬の「吠える原因」に合った対処法
を解説します。

犬が吠える理由は?

犬は、人間と過ごした長い歴史の中で牧羊犬や狩猟犬、使役犬など様々な役割を持ち、人間の手助けしてきた動物です。犬に与えられた役割で大きな特徴の一つが「吠える」ことです。特に侵入者を追い払う、獲物を発見したことを人間に知らせる、獲物を追い詰めるなどの役割を持つ犬種は、吠えやすくなっています。

ですので、そもそも犬とは「吠えやすい動物」ということを頭の片隅に入れておきましょう。どんな時も吠える時は、理由があります。

吠えの種類には警戒、要求、恐怖、興奮、ストレスなどがあります。

犬は、人間と同じくらい感情が豊かで全身を使って表現してくれます。あなたの愛犬がどんな意味で吠えているのか分かれば、愛犬に合った正しいしつけ方法を見つけることができます。

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犬が吠えるシチュエーションを知ろう

何より、どうして吠えているのかを見つけることが大切です。

1.いつ吠えるのか
2.どこで吠えるのか
3.何をしている時に吠えるのか
4.誰に(何に)対して吠えるのか
5.どのような吠え方をしているのか

を意識して書き出してみると、吠える原因に気づく飼い主さんもいるかと思います。愛犬が吠えるシチュエーションに気づくだけであなたの心のモヤモヤが晴れたり、解決策が見えるのでぜひ一度試してみるといいでしょう。

具体的な対処方法

吠えることをやめる具体的な方法は

・少しずつ慣らしてく

「外からの音に吠える」「救急車などのサイレン音に吠える」など音に反応して吠える場合は少しずつ慣らしていく方法が効果的です。警戒や不安、恐怖から吠えている場合が多いので、怖くないということをゆっくり教えていきましょう。サイレン音や外の音を録音し、ご飯を食べている時や遊んでいるときに小さい音量から流していきます。あなたの愛犬が気にしないようであれば少しずつ音量を上げていきましょう。CDなどで音慣れしておくのも効果的です。

・習慣を変える

「散歩したくて吠える」場合です。
散歩する時用のカバンを持った時に興奮するなら、散歩に行く前の準備をするフリをしてみましょう。そうすることで散歩用のカバンを持っていても散歩に行かない時があると知ります。

・ストレスを発散させる

犬はストレスを感じると、警戒心が増したり、しつこく吠えたり噛んできたり要求を通そうとすることがあります。散歩や運動、遊ぶ時間を増やし欲求不満を解消していきましょう。散歩コースを変えてみる、ドッグランで走らせる、保育園を利用し他の犬と交流をさせるなど愛犬のストレスを発散させていきましょう。他にも、一人で遊べるおもちゃを与えたり、庭がある場合は掘っていいスペースを作るのも効果的です。愛犬の犬種によって遊び方を工夫するといいでしょう。

・無視をする

「遊んで欲しい!」「ご飯ちょうだい!」「ゲージから出してよ!」と関心を向けて欲しいなどの要求吠えをしている時は無視をし、吠えなくなったらすぐに褒めてあげましょう。「吠えても要求には答えません」というのを愛犬にわかってもらいましょう。「吠える=無視される」というのを理解してもらいましょう。他に、嬉しい時や楽しんでいる時に思わず興奮して吠えてしまうことがあります。飼い主が帰ってきたとき嬉しくて吠える様子が見られます。この時、飼い主も嬉しくてつい構ってしまいたくなりますが、そこはグッと我慢して吠えることを止めたら静かに優しく褒めてあげましょう。

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以上、犬が吠える理由と対処方法を解説させていただきました。しつけとは、あなたと愛犬が快適な暮らしを過ごすためのコミュニケーションです。愛犬には合わないしつけ方法をするとかえって興奮を促し、問題行動が酷くなる場合があるので不安でしたらプロのドッグトレーナーに相談することをお勧めします。

《M.J》

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