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埼玉県こども動物自然公園にクオッカがやって来た…国内での飼育は唯一

埼玉県こども動物自然公園のクオッカ
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埼玉県こども動物自然公園(東松山市)でクオッカの飼育が始まった。同園の開園40周年を記念して、オーストラリアのフェザーデール野生生物園からオス2頭メス2頭が送られたのだ。

クオッカは、カンガルー目カンガルー科に属する有袋類で、オーストラリア南西部、ロットネスト島、バルド島に生息している。体長は39~54cm(尾長23~31cm)、体重1.6~4.2kg。笑っているように見えるその表情が人気を集め、「世界一幸せな動物」と言われることもある(実際は意外と強気なのだそうだが…)。

同園に来てから2ヶ月弱になるが、「4頭の環境への適応はさまざまで、慣れている個体もいれば、相変わらずびくびくしている個体もいます」(担当者)とのこと。音やにおいには敏感なのだそうだ。餌は主に乾草、カンガルー用のペレット。おやつ程度にキャベツとリンゴも少しあげているという。名前はまだなく、今後募集を検討している。

現在、同園は新型コロナウイルス対策で休園しているが、クオッカや他の動物たちの様子をTwitterやFacebookで発信中。担当者は「コロナウイルスで疲れている方も多いですが、このクオッカは皆さんを元気づけてくれると思います。今はSNSで楽しんでいただいて、オープンした時にはぜひ会いに来てくださいね」と話している。国内での飼育は同園のみという貴重なクオッカ。再開の日を目指して、まずは外に出る練習をしているという。

《REANIMAL編集部》

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