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IoTBank、動物愛護を考える茨城県民ネットワークと「まもサーチ」の実証実験を開始

「まもサーチ」の実証実験を開始
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見守りGPSサービス「まもサーチ」を提供するIoTBankは、犬猫の安全管理ツールとして「まもサーチ」の有効性を検証するため、動物愛護を考える茨城県民ネットワーク(CAPIN)との実証実験を開始。中間報告と今後の取り組みについて、発表した。

ペットの犬猫が逸走して行方が分からなくなってしまった場合、交通事故に遭遇してケガを負ったり、空腹や病気で衰弱して動けなくなったりする危険性がある。また、迷子・逸走による飼い主不明の犬猫は、動物指導センターに引き取られ、殺処分されてしまうことも多い。そのため、同社では、ペットの犬猫と暮らす生活で、最も恐れ、また、防がなければならないのが、逸走という事態であるとしている。

逸走は、犬猫にとっては非常な危険を意味しているため、一刻も早く保護しなければならない。CAPINでも逸走防止に努めているが、昨年は里親希望者のトライアル期間(正式譲渡前の試し飼いの約1ヶ月間)に数件の逸走があり、聞き込み・張紙などによる周辺の大規模捜索が行われた。

同社では、このような事態を防ぐため、犬猫の安全管理ツールとして「まもサーチ」をより多くの人に使ってもらうことを目指し、実証実験の実施を決定した。「まもサーチ本体」を犬猫が装着していれば、日々の散歩管理にも役立つうえ、万一、ペットが逸走したとしても、位置情報をスマートフォンで確認できるため、短時間で保護できる可能性が高まると考えているという。

実証実験は、6月1日から8月31日の約3ヶ月間、CAPINの保護犬に「まもサーチ本体」を装着し、スマートフォンから「まもサーチ専用アプリ」にて、犬の位置情報を見守る。その後、CAPINのスタッフや会員にアンケートを実施して、安全管理ツールとしての有効性などを検証するとしている。

実証実験中の現在は、シェルター内の保護犬の他、譲渡に向けて人馴れ訓練中の保護犬、里親希望者のトライアル期間中の保護犬、里親会の参加犬に「まもサーチ本体」を装着して、位置情報を見守っている。

《鈴木まゆこ》

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