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【赤ちゃんと猫 vol.6】ゆれるしっぽが魅力的! 娘、初めての猫タッチ

いつも娘のそばにいる猫
  • いつも娘のそばにいる猫
  • 娘を見ると必ず猫が視界に入るようになりました
  • 娘の足にじゃれる猫。なでてもらっている気持ちになるようです

本連載では、令和元年11月に生まれた筆者の長女と4才の保護猫の暮らしを綴っています。今回は、初めて娘から猫に手を伸ばしたときのエピソードです。

猫と娘のツーショットが当たり前の光景に

娘のことが気になって仕方がない猫。娘を見ると視界のどこかに必ず猫が入るという光景が、わが家の日常になりつつありました。興味を持った対象に手を伸ばすようになった娘が、小さな手で猫に触れる瞬間が撮れたらと、私もカメラを手に今か今かと見守る毎日。初めての「タッチ」は、娘が生後3か月になったときのことでした。

ゆれるしっぽ、そのとき娘は

ある日、娘と昼寝しようとすると少し遅れて猫も近くにやってきました。そばまで近づいてくる割には、プイっと背を向けて座るあたりが相変わらずツンデレです。すると珍しく、しっぽを左右にふりふりと揺らしはじめました。

わが家の猫のしっぽは短いだけでなく、L字に曲がっている“カギしっぽ”なので、しっぽで感情を表現することがあまり得意ではありません。珍しく短いしっぽをちらつかせる猫に、昼寝の直前でうとうとしていた娘の睡魔はどこへやら、瞬く間に目が釘付けに。しばらくじっと眺めた末に、ついに手を伸ばしたのです。

加減を知らない赤ちゃんの握力に…

動画は、初めて娘が猫に触ったときのワンシーンです。手を伸ばすと同時に思わずしっぽをつかんでしまいました。赤ちゃんの握力は意外と強いうえに、優しく握るという加減ができません。思いがけない力でしっぽを握られて「にゃぉ~ん…」と悲壮な声をあげる猫。しまいに猫は怒って立ち上がってしまい、娘はなにが起こったのか理解できずキョトンと目を丸くする始末。待望の(!?)娘と猫のふれあいでしたが、猫にとっては少々想定外の出来事になってしまいました。

赤ちゃんの学習能力は目覚ましく、一度覚えた“ふわふわ”の感触は瞬く間に娘をトリコにしました。次回、娘から猫にノンストップでアプローチをかける賑やかな毎日についてお話しします。

こさい たろ:フォトグラファー
2年前に、猫と一緒にお嫁入りしました。現在、夫と猫と娘(0才)の3人&1匹でなかよく暮らしています。

猫:名前はシェリル。
ラテン語で「愛しい人」「大切な人」の意味。(英語の「Dear」の語源という説も)。銀色の毛並みで“かぎしっぽ”。L字に曲がった尻尾でたくさんのしあわせを招いています。

《こさいたろ》

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