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シャープ、ペットケアモニターでイオンペット動物病院とのオンライン連携を開始…10月1日から

シャープ、ペットケアモニターでイオンペット動物病院とのオンライン連携を開始
  • シャープ、ペットケアモニターでイオンペット動物病院とのオンライン連携を開始

シャープは、猫の健康管理をサポートするシステムトイレ型ペットケアモニターの利用データを動物病院と共有する病院連携サービスを新たに開発。10月1日より、イオンペットが運営する全国の動物病院で、「キャットヘルスケアクラブ」として提供されると発表した(一部実施しない病院あり)。

ペットケアモニターは、猫の尿の量と回数、体重の他、同機上での滞在時間などを自動的に計測し、クラウド上で記録・解析する。飼い主が、それらの情報をスマートフォンで確認することができる他、独自の「異変検知アルゴリズム(AI)」により解析し、「尿量が多い(または少ない)」「滞在時間が長い」などの異変が検知された場合は、飼い主のスマートフォンに通知される。

また、猫はトイレの設置場所が寒すぎるとトイレに行くのを我慢することがあるが、同機は設置場所周辺の温度も計測できるため、快適なトイレ環境の維持にも役立つという。

計測されたデータは、これまで飼い主や登録された家族だけが確認できていたが、今回開発された病院連携サービスにより、イオンペットが展開する猫のための新しいヘルスケアサービス「キャットヘルスケアクラブ」を通じ、かかりつけの病院側でも計測データをいつでも確認できるようになるのだそう。

データ上の異変を検知すると獣医師から連絡が入り、異変が認められなかった場合でも年に1回の健康チェック(ペットドック)を受けることができ、オンラインとオフラインで大事なペットの健康管理を行えるとしている。

《鈴木まゆこ》

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