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軽量でキャリーカバーも洗える、コムペットのペットカート【インターペット2021】

コムペット/コンビブース(インターペット2021)
  • コムペット/コンビブース(インターペット2021)
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ベビー用品で知られるコンビは「compet(コムペット)」ブランドでインターペット2021に出展。同ブランドではペット用品を取り扱うが、ベビーカーで培ったノウハウを活用し、特にペット用カートに力を入れている。

コンビのベビーカーは、赤ちゃんと保護者の安心・安全を最優先しながら、快適性と使いやすさにこだわって作られているそうだ。コムペットのペットカートもその方針を踏襲。折りたたむ時にどこに触れていても指を挟まないフレーム設計や、振動防止のためのサスペンション構造、片手で簡単に旋回させられる操作性の良さなどはベビーカーで実証されている。

ペットとのお出かけを様々な形でサポート

ペットカートは、「どこへでも、キミと。」というコンセプトでペットとのお出かけをサポートするための工夫がされている。主力の「ミリミリEG」シリーズは、キャリー部分をフレームから取り外すことができる。単体の場合は1.9キロと軽量なため、階段を上るなどのシーンでは付属のストラップを使ってペットを入れたまま運ぶことができる。また、クルマや電車などでの移動中や外出先では「ハウス」としても使えるため、ペットが安心して過ごせるメリットもあるだろう。

キャリー部分を取り付けたまま、ワンタッチで折りたたみが可能なモデルもある。総重量は3.9キロで、あまり力のない飼い主でも愛犬を入れたまま持ち上げることができる。キャリー単体での使用はできないが、コンパクトで軽いカートを求める飼い主にはぴったりだろう。

簡単に水洗いができる設計

ペットカートは赤ちゃんの時代からシニア期まで、犬の場合は10年以上使用する。コムペットのカートは、長く使うためのメンテナンス性の良さも特徴と言える。キャリー部は簡単に分解することが可能だ。洗濯機は使用できないが、家庭でいつでもキャリーカバーを水洗いできる設計なのはありがたい。

ベビー基準で安心なことに加え、操作性の良さや軽くて洗えるといった実用性の高さがコムペットの特徴と言えるだろう。また、「ペットにもカートを使う文化をさらに浸透させたい」と語る同社の製品は、価格設定とデザイン性のバランスにも配慮されている印象を受けた。

《石川徹》

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