学研ホールディングスのグループ会社である学研プラスは、10月15日に、児童書『環境ノンフィクション 消えたレッサーパンダを追え!警視庁「生きもの係」事件簿』を刊行した。
警視庁には、希少な生き物の密輸などを専門に捜査する係がある。警視庁生活安全部生活環境課にある係、通称「生きもの係」と呼ばれている。同書は、そんな「生きもの係」のエースである福原警部の携わった、生き物をめぐる事件捜査を中心に紹介するノンフィクション書籍だ。
製作にあたって綿密な取材が重ねられ、警視庁による協力のもと、動物園でのレッサーパンダ盗難事件や、密売されたコツメカワウソの売り込み事件など実際にあった事件を紹介。犯人との手に汗握るリアルな攻防戦を通し、希少な生き物の置かれている現状を知ることができる。
自然環境や生き物に興味がある小学生はもちろん、ミステリーや社会問題に興味のある小学生にもおすすめの1冊だとしている。