NHK出版は、動物の様々な生態や驚くべき能力を学べる『ウンチでわかるいきもの図鑑』と『世界一キモイいきもの図鑑』の2冊を10月28日に刊行する。
「ウンチでわかるいきもの図鑑」では、ウンチや足跡、羽、卵などの「おとしもの」をもとに、動物の手がかりをみつけたり、そこから情報を読み取ったりする方法を学ぶことができる。動物の手がかりを探すなら、ウンチは強力な味方だとしており、ウンチからは、色々なことがわかるのだそう。
同書では、約6600万年前に絶滅した恐竜についても書かれている。既に絶滅しているため、恐竜が歩きまわって落とした巨大なウンチの山を発見することはもうできないが、恐竜のウンチは、今では「コプロライト」と呼ばれる硬い石になり、見つけて掘り出すことができる。そのコプロライトから恐竜の情報を読み取って行く。
「世界一キモイいきもの図鑑」では、とんでもなくブサイク、ザンコク、ヘンテコな姿や行動の裏にある進化の秘密やサバイバル術を探っていく。地球には変わった生き物がたくさん住んでおり、多くはフシギにみえる行動によって、自然や環境を守っているという。生き物にとってキモイのは、「いいこと」なのだそう。
人間から見てキモイと思っても、生き物の行動にはちゃんとした理由がある。また、野生動物は食べ物を自分で捕まえなくてはならない。見つけた物を何でも食べてしまう動物も、獲物を丸飲みする動物もいるが、それは全て生き延びるための行動なのだそう。
