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「犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい展」開催、アニメ声優と作者・松本ひで吉が犬猫愛トーク!

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花澤香菜氏、杉田智和氏、金澤まい氏、松本ひで吉氏、(左から)
  • 花澤香菜氏、杉田智和氏、金澤まい氏、松本ひで吉氏、(左から)
  • 犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい展
  • 犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい展
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マンガ家・松本ひで吉氏が、自身のSNSで投稿したたことから口コミで話題となり、累計300万リツイート・1000万いいねを達成した話題作『犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい』。

単行本化、アニメ化、そしていろいろなグッズも販売されるまでに広まったほのぼのストーリーだが、今度は展覧会でその世界観に没入できる。

場所は東京・松屋銀座8階イベントスクエア。同作品初のリアル展覧会で、展覧会向けに描きおろしたイラストや、アニメの「犬くんと猫さまのかわいいシーン」に新規録りおろしキャラクターボイスを追加したウェルカムムービー、犬くん&猫さまをもっと詳しく紹介するコーナーなどを設置する。

また、松本ひで吉氏が撮影したリアルの犬くん・猫さまの、自然体の姿が収められた貴重な未公開写真や、映えるオブジェ、フォトスポットも置き、“SNS発信地”も作られた。

そのオープン前式典には、キャストの声を担当する声優、花澤香菜氏(犬くん役)、杉田智和氏(猫さま役)、金澤まい氏(松本ひで吉役)、そして原作者の松本ひで吉氏が登場。それぞれが作品への思い、同展覧会の魅力、猫犬愛を語った。

声優たちと初めて対面した松本氏は、「もうオーディションのときから、犬猫のイメージにぴったりだと思っていた。アニメになっても違和感がなくていつも観ていて楽しい。犬くん役の花澤さんは透明感と華やかさがすごくいい。猫さま役の杉田さんはオーディションのときから笑いを取ってくれて、お腹が痛いぐらい。それから私役の金澤さんは、話しかける雰囲気がすごく似てる。うれしいです」と明かした。

それを受けて花澤氏は、「犬くんのいいところは優しいところ。私もすごく悲しいことがあって泣いてたとき、犬が寄り添ってずっと横にいてくれたことがあって、犬のやさしさを知りました」と。また金澤氏が「作品に出てくるキャラクターたちが、今回の展覧会でグッズとして売られている。これもぜひ手にとってみて」と伝えると、杉田氏がこう続けた。

「この作品は、存在そのもので人の表情をゆるませてくれる。マンガの文字だけでも犬と猫の魅力が伝わってくるうえに、アニメではさらにわかりやすくなったと思う。この作品の魅力を、いろんな人に伝えたい」(杉田氏)

またこの日、記者やファンを驚かせるもう一つの情報が明らかに。MBS/TBS系全国28局“スーパーアニメイズム枠“のエンディング(毎週金曜深夜25:50ごろ)で放送されているアニメ版「犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい」が、2021年1月から2クールめの放映をスタートするという。

「2クールめも元気を届けられるようなアニメに」と花澤氏が意気込みを伝えると、杉田氏がすかさずボケに転じ「猫はオチを任されることが多いので、動揺しちゃだめ。迷いがあると猫の声にならない。パーフェクトクローザーの役割を果たしたい」とコメント。

さらに金澤氏が「2クールめは松本さんのお母さんと友だちが出演するからお楽しみに」と伝えると、「個人的には友だちが宗教に勧誘される話に、キャストの声が入るとさらに面白くて、今から楽しみ」と松本氏が返していた。

松本氏曰く、「犬と猫は、世の中の生産性などとは別次元で生きているの子たち。見ていだけで心がホッとする。この展覧会には、その世界が凝縮されている」とのこと。

松屋銀座「犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい展」の開会時間は10~20時。2021年1月12日まで開催中だ。

《大野雅人》

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