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大正大学、ツシマヤマネコの剥製を譲り受けたことを発表…研究・環境教育の実績が認められる

大正大学、ツシマヤマネコの剥製を譲り受けたことを発表
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大正大学は昨年3月、環境省対馬野生生物センターより、交通事故死したツシマヤマネコの剥製を種の保存法に則って譲り受けたことを発表した。

人間環境学科(現・公共政策学科)では、毎年夏に長崎県対馬市において、絶滅危惧種および対馬固有種であるツシマヤマネコの保護活動として、減少原因の大きい要因である交通事故に着目し、看板設置や呼びかけ、草刈りなどの環境整備などを続けてきた。

法律により死体の移動さえも厳しく制限されているツシマヤマネコの譲受が実現した背景には、これまで対馬市をフィールドとして、研究および環境教育の実践で協力してきた数々の実績が認められた結果だという。

受け入れた剥製は環境教育の発展を期待して、公共政策学科(本学7号館8階)にて保存し、野生動物保護についての環境教育利用を図り、展示や実践を行っていく予定だとしている。

《鈴木まゆこ》

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