国立科学博物館は、朝日新聞社と共催して2月に開催した「かはく×朝日新聞 オンライン科学講座」第2弾のライブ配信授業（全３回）を編集・再構成した、見逃し配信を有料にて公開している。
天文学、昆虫、哺乳類をテーマに開催された第2弾は、普段はなかなか入ることができない茨城県つくば市にある、国立科学博物館の筑波研究施設から配信。施設内の貴重な標本や設備を交えながら、研究者が各テーマについて解説した。望遠鏡の先に広がる神秘的な月面、顕微鏡でのぞくミクロの昆虫世界、約1000点が並ぶ標本室など、いずれも驚き満載の授業だった。
見逃し配信では、ライブで行われた参加者からの質問に答えるQ&Aコーナーも含め、より見やすく再構成されているという。また、研究者からの推薦図書リスト、講座に関連する朝日新聞の記事も動画視聴ページからダウンロードできる。
体長5mmの変わったハチの話から、50億kmにおよぶ「はやぶさ２」の旅路まで、人に自慢したくなるトリビアやマニアックな知識が盛りだくさんな同講座。少し大人向けの内容になっているとのことだが、生き物や星空に興味のある小学生以上の子供も楽しめるとのこと。
1講座1300円（税込）、3講座セット3500円（税込）で、9月5日までの期間限定配信となっている。申し込みや詳細については、朝日新聞のサイトより確認可能。
