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【赤ちゃんと猫 vol.15】こんなことになるとは…部屋にジョイントマットを敷いてみた

ジョイントマットから離れない猫
  • ジョイントマットから離れない猫
  • 【赤ちゃんと猫 vol.15】こんなことになるとは…部屋にジョイントマットを敷いてみた
  • 始めの頃はやんわりだったいたずらが徐々にエスカレート
  • 娘の行動範囲に合わせて広がっていくジョイントマット
  • あっというまにリビング全体がジョイントマットに
  • 爪を研いでいるのが見つかってごまかす猫
  • 猫が爪をといでいるうちにジョイント部分がガタガタに
  • ついに穴まで開いてしまったジョイントマット

本連載では、令和元年11月に生まれた筆者の長女と5歳の保護猫の暮らしを綴っています。今回は、ジョイントマットをある意味とても気に入ってしまった猫のエピソードです。

ついにわが家もジョイントマットを導入

ハイハイ、つかまり立ち…と日々広がり続ける0才娘の行動範囲。私が目を離した一瞬の隙に娘がフローリングで転んでしまうことも増えてきました。そこで、思いがけない怪我につながる前にと、衝撃をやわらげるジョイントマットを敷くことに。

リビングの広さに合わせてジョイントマットをネットで注文した私。このときはまさかジョイントマットがわが家では“使い捨てアイテム”になってしまうとは思いもよらなかったのです。

ジョイントマットを見た猫は…

初めてジョイントマットを見た猫は、ジョイントマットのニオイを嗅いだり足先でふみふみしてみたり、独特の感触を念入りに確かめていました。すると、あるとき唐突に「キュ」とジョイントマットに爪を立てたのです。悪いことをしている自覚はあるのか、始めのうちは私が声をかけるとササッと隅に隠れていた猫でしたが、一度覚えた感触がクセになってしまったようでジョイントマットに爪を立てる行為は日に日にエスカレートしていきました。

何度ジョイントマットを取り替えても…

これまで家の壁や柱、フローリングに傷をつけたことのない親孝行猫でしたが、どういうわけかジョイントマットにはイタズラが止まらない猫。ジョイントマットはあっという間につなぎ目部分を中心にかみ合わせが悪くなっていき、ついに穴が開いてしまいました…! もともと怪我をしないために敷いたはずなのに、ジョイントマットの穴に引っかかってつまずいてしまうという本末転倒の事態に。破損した部分のジョイントマットを新品に取り替えては爪を研がれるといういたちごっこが始まりました。

ちなみに、キッチンに1マスだけ敷いたジョイントマットにも猫は居座ってしまうのでなかなかお気に召してしまったようです。以前から部屋の2か所に設置してある爪とぎも今までと変わらず使い続けているので、猫なりになにかイタズラ心をかきたてられているのかもしれません。

この感触がお気に入りこの感触がお気に入り

次回、行動範囲がさらに広がった娘の安全を考えて、ベビーゲートを設置。突然の“通せんぼ”に猫は…? どうぞお楽しみに。

こさい たろ:フォトグラファー
2年前に、猫と一緒にお嫁入りしました。現在、夫と猫と娘(0才)の3人&1匹でなかよく暮らしています。

猫:名前はシェリル。
ラテン語で「愛しい人」「大切な人」の意味。(英語の「Dear」の語源という説も)。銀色の毛並みで“かぎしっぽ”。L字に曲がった尻尾でたくさんのしあわせを招いています。

《こさいたろ》

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