小学館は、「まどあけずかん」シリーズの第6巻となる『きけんせいぶつ』を6月24日に刊行した。
「まどあけずかん」は、小学館の図鑑NEOグループの中でも、主に幼児を対象にした厚紙による合紙しかけ付きイラスト図鑑シリーズ。しかけめくりが100ヶ所もあることが特徴で、しかけをめくりながら、親子で楽しく自然や文化を学ぶことができる。
同シリーズ最新刊の『きけんせいぶつ』は、小学館の図鑑NEO『危険生物』のエッセンスを取り入れた、幼児向け危険生物図鑑。
同書は、危険生物がひそんでいる可能性がある状況の絵を目の前にして、子供自身がしかけをめくることで、危険生物がどんな場所にいて、どんなトラブルが起きるのか、疑似体験できるのがポイント。しかけまどを繰り返しめくる中で、身の回りにひそむ危険を幼児でも理解できる仕組みになっている。
ただし、子供が生き物を怖がりすぎるのも考えもの。そこで同書では、気を付けたい危険生物を厳選。日本をテーマにした章では、家の周りにいる陸の危険生物を約30種、海水浴などで気を付けたい海の危険生物を約30種に絞って解説している。
過去の事件をひもときながら、応急処置や予防方法も紹介されていることから「正しく怖がれる」ため、一家に一冊常備してあると安心できる図鑑だとしている。