学研ホールディングスのグループ会社、学研プラスは、小学校低学年向けの読み物『灰色グマのワーブ』(あべ弘士のシートン動物記3)を、7月15日に刊行する。
シートン生誕160周年の2020年に創刊された、あべ弘士氏によるシートン動物記シリーズ。第3弾となる今作は、「動物の命」と「自然の厳しさ」をまっすぐに描く。
家族を失い、森でひとりぼっちになってしまった子グマのワーブ。本能のままに生きるうちに、やがて、誰もが恐れる森の王に成長する。しかしある時、怪物のように大きなクマが現れて…。
厳しい自然の掟と野生動物の一生を描くシートン動物記の大作を、あべ弘士氏が優しくも力強い文と絵で描く1冊。数多くの動物たちと過ごしてきた同氏の観察と経験が、同書の制作に活かされている。
なお、同シリーズ第1弾の『オオカミ王ロボ』は7月に、第2弾の『ギザ耳ラグ』は12月末に、それぞれ電子版が配信される。