誠文堂新光社は、9月14日に、『くらべてわかる 文鳥の心、インコの気持ち』を刊行する。
文鳥とインコは鳥類でありながら、遺伝子レベルでは、小型のサルとリス以上の隔たりがある。一方で「鳥」という存在として、種を超えて、心理や行動にとても近い部分もある。文鳥とインコの進化をひもときながら、両者の心理や行動の違いを知ることで、鳥たちとより良い付き合いをしていける可能性があるのだという。
文鳥の心理やその進化、人間に対する意識を知ることを通して、よりよいインコやオウムとの暮らしを作り上げることが可能だ。逆に、インコやオウムの心理やその進化、人間に対する意識を知ることで、より良い文鳥との暮らしを作り上げることもできる。
鳥たちがどのように進化して、今の姿になり、鳥たちがどのような世界を見て、音を、声を聞いているのか。感情はあるのか。鳥同士だけでなく人間への意識はあるのか。同書は、小鳥と呼ばれる文鳥と小・中型インコ・オウムの心理面の違いと共通点を比較することで、小鳥たちの心理にせまった1冊となっている。
《鈴木まゆこ》