大和学園京都調理師専門学校は、調理実習で使用しない食材部分、使用しきれなかった食材を京都市動物園に月に数回寄付をしている。
日本料理の授業では、大根の桂むきの実習で残った大根の芯や根先、葉の部分。西洋料理ではブイヤベース、その他コンソメやブイヨン(だし類)の調理で、セロリの葉や人参のヘタが残ることがあるという。
それらの食材を食品ロス削減の取り組みとして、動物たちの食事にできないかと、京都市動物園に相談したところ、月に数回、定期的に寄付することになった。1回目は、ゴリラにネギを、アカゲザルには大根、ワオキツネザルやツキノワグマにはキウイを提供。動物たちが食事する様子は同園の公式YouTubeで公開されている。
10月20日には、第2回目となる食材が寄付される。