マナティー研究所は、11月20日に無料ワークショップ「マナティーってどんな動物?」をオンラインにて開催する。
同団体は、世界で初めてとなる実測値に基づいたリアルなアマゾンマナティーCGを開発。現在オンラインにて公開している。
現地のアマゾン川は濁っているため、水中のマナティーを目視することができない。水族館等のないアマゾン地域の人たちにとって、こうしたCGを利用した環境教育を行うことで、マナティーを理解することができる。そのため、日本国外でも広く利用されることが期待されるという。
オンラインで公開中のマナティーCGデータは、スマホアプリでARとして利用することが可能。ARで表示されるマナティーCGの大きさは、実測値に基づく大きさとなっており、マナティーの大きさを体験することができる。
研究者による監修がなされており、生態について学ぶことができる教材のため、子供だけでなく、大人も楽しく学ぶことができる。同団体は、コロナ感染症対策として、海外への渡航や自然体験が制限されている今、CGを自由に観察することで学ぶことができる教材を使い、環境教育を行っていくとしている。
無料ワークショップでは、マナティー研究者・菊池夢美氏が講師となり、CG教材を使ってマナティーについてわかりやすく紹介するという。また、スマホアプリでのARの使い方も案内するとのこと。参加には、Peatixより事前申し込みが必要。子供から大人まで、誰でも参加可能となっている。
■開催概要
日時:2021年11月20日(土)10時~12時
開催方法:オンライン
応募方法:事前申し込み制(Peatix)