横浜・八景島シーパラダイス(神奈川県横浜市)は、12月26日から2022年2月28日までの期間、深海生物を「見る」「さわる」「知る」「味わう」ことができる、深海生物にフィーチャーしたイベント「深海生物まつり」を開催する。
深海生物とは、水深200m以深に生息する生物のことを指す。海水温が下がる冬の時期は深海生物たちが浅海へとやってくるため、漁師の深海底引網漁や刺網漁といった漁法で捕獲される機会が増え、水族館に希少な深海生物が集まってくる。
同イベントでは、関東の水族館では最大級となる50種500点以上の深海生物を展示。さらに、深海生物の生体に触れたり実際に食べることにより、より深海生物の体のつくりを知り、触感やにおい、味などを五感で体感することができる。
期間中は、“生きた化石”ともいわれる非常に希少な深海ザメである「ミツクリザメ」や「ラブカ」などが実際に泳いでいる姿を見られるかもしれないという。同館では、過去にラブカを飼育した実績もあり、今後もその生態を知ってもらうため、希少な深海生物の飼育展示に積極的にチャレンジしていくとしている。