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奈良・金魚ミュージアムに4つの新エリアが誕生…学び・体験・地方創生をコンセプトに

無限金魚空間
  • 無限金魚空間
  • 奈良県観光地コラボ水槽
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  • 人間水槽
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水族館など魚に関するエンターテイメント事業を展開するUWS ENTERTAINMENTは、西日本の金魚三大地として称される奈良県奈良市所在の金魚のテーマパーク「金魚ミュージアム」に、12月22日より、「学び」「体験」「地方創生」をコンセプトとした4つの新たなエリアをオープンした。新たに4つのエリアが加わることで約600坪の面積となる。

顧客アンケートにて、アートとしての金魚の展示だけでなく、もっと生態や歴史について知りたいという声や体験コンテンツの要望が多く寄せられたことをきっかけに、今回の新エリアをオープンさせたという。各フロアには、「人間水槽」や「奈良県観光地コラボ水槽」、「金魚提灯」、「こいこいおみくじ」、「無限金魚空間」、「学び金魚」がある。

「人間水槽」は、幅6mの巨大水槽に入り、金魚の気持ちになって写真撮影ができるフォトスポット。一般的な60cm水槽を10倍にして再現しており、乳白色のバックスクリーンとミストで仮想の水中を作り出している。ろ過機や水草なども10倍のサイズとなっている。

「奈良県観光地コラボ水槽」は、古都奈良をイメージし、歴史的な建造物や仏像のレプリカがレイアウトされた水槽。幅3000×高さ600×奥行600mmの2本の特注水槽に、奈良県の名産である金魚と、五重塔や千手観音像が同居。背景には液晶が設置され、仏像から連想されるアルカイックなグラフィック映像や、奈良の街並みや風景映像が映し出された、奈良県の魅力が詰まったコラボレーション水槽となっている。また、今後は定期的に四季や表現する観光地によってレイアウトを変更する予定だという。

「金魚提灯」は、金魚の形をした提灯を1つの空間に500体展示したフォトスポット。金魚提灯から灯される光は、お祭りの出店がたくさん並んだ懐かしい雰囲気を連想させ、これまでのアーティスティックな要素から一転して、日本の伝統や文化を感じる情緒的な空間が演出されている。

「こいこいおみくじ」は、花札をモチーフに、来館者と一緒にアート作品を作ることをコンセプトとした、参加型プロジェクトの展示。おみくじは別売りのカプセルトイから1つ200円で購入が可能で、通常版18種類、辛口版18種類の全36種類となっている。

「無限金魚空間」では、アクアリウムクリエイター・GA KYO氏の脳内にある、金魚に対してのアートのイメージを具現化。「学び金魚」では、オリジナルのアニメーションを用いた、金魚の歴史や生体が学べる映像を展示する。1匹の金魚を主人公に、中国から奈良の金魚大明神への旅を物語にして解説している。

《鈴木まゆこ》

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