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トイ・プードルが13連覇、3ランクアップしたのは白い毛が特徴のあの犬種…アニコム「人気犬種ランキング2022」

総合・小型犬の中でも第1位のトイ・プードル
  • 総合・小型犬の中でも第1位のトイ・プードル
  • 総合4位、中型犬の中で第1位の柴
  • 総合13位、大型犬の中で第1位のゴールデン・レトリーバー
  • 昨年23位から20位へと順位を上げたビション・フリーゼ
  • アニコム損保、「人気犬種ランキング2022」を発表
  • アニコム損保、「人気犬種ランキング2022」を発表
  • アニコム損保、「人気犬種ランキング2022」を発表

ペット保険のアニコム損害保険は、最新の「人気犬種ランキング2022」を発表した。

人気犬種には、それぞれに特化したフードやグッズなどが多く販売されている。また、飼っている人が多いため、同じ犬種同士だからこその悩みや困りごとの共有もしやすく、犬を飼うことに慣れていない人でも迎えやすい環境が整っている。そのため同社では、人気犬種を発表することで、犬との暮らしの一助にしていもらいたいと考え、2008年から毎年ランキングを発表している。

ランキング1位に輝いたのは「トイ・プードル」。13連覇を達成した。また、トップ3の「トイ・プードル」「チワワ」「MIX犬(10kg未満)」の人気が続いており、トップ3で約半数を占めている。

トップ10圏内で唯一変動があったのは、5位「ミニチュア・ダックスフンド」(昨年6位)と6位「ポメラニアン」(昨年5位)のみで、昨年同様の犬種がランクインしている。このうち中型犬は「柴犬」と「フレンチ・ブルドッグ」の2犬種のみで、小型犬人気が続いていることがわかる結果となった。

11位以下のランキングも、大きな変動はなかったが、その中でも一番大きく動いたのは綿毛のようにふわふわで真っ白い毛が印象的な「ビション・フリーゼ」が、昨年23位から20位へと順位を上げたことだ。

昨年23位から20位へと順位を上げたビション・フリーゼ昨年23位から20位へと順位を上げたビション・フリーゼ

TOP10と同様、小型犬が12犬種と大部分を占めており、中型犬は「ウェルシュ・コーギー・ペンブローク」「ビーグル」「ボーダー・コリー」「アメリカン・コッカー・スパニエル」の4犬種、大型犬は「ゴールデン・レトリーバー」「ラブラドール・レトリーバー」「秋田」「シベリアン・ハスキー」の4犬種だった。

犬種には歴史に紐付くそれぞれの特性がある。また、犬の平均寿命は小型犬で14.4歳、中型犬で13.4歳、大型犬で11.5歳(「アニコム家庭どうぶつ白書2021」より)と長寿化している。同社は、「安易に考えず、最後まで飼い主の責任を全うできるよう、それぞれの特性をきちんと理解し、ライフスタイルに適した犬を迎えていただければ」とコメントしている。

■集計方法
・ランキング:2021年1月1日から12月31日の間に、アニコム損保のペット保険に新規契約した0歳の犬12万5711頭の犬種を集計

《鈴木まゆこ》

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