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ペットの平均寿命や疾患統計などをまとめた「アニコム 家庭どうぶつ白書2021」が公開

アニコム、ペットの疾患統計などをまとめた「アニコム 家庭どうぶつ白書2021」を公開
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アニコム ホールディングスは、ペットの疾患統計などをまとめた「アニコム 家庭どうぶつ白書2021」を公開した。

「家庭どうぶつ白書」とは、同社が2010年から毎年公開している、世界最大規模のペット統計データ集。アニコム損害保険のペット保険の保険金請求データや、独自のアンケート調査の結果がまとめられたもので、Webサイトから誰でも無料で閲覧・ダウンロードができる。

近年日本では、人の寿命が延びているが、同じくペットの平均寿命も延びている。今回、新たに平均寿命の推移を調査したところ、2008年度から2019年度にかけての12年間で、犬は0.9歳、猫は0.4歳延びていることがわかった。

また犬種別・猫種別の寿命を調査したところ、アニコム損保の人気犬種ランキングで、12年連続1位のトイ・プードルが、平均寿命でも1位となり15.3歳だったという。ミニチュア・ダックスフンド(平均寿命2位・14.9歳)や柴犬(平均寿命5位・14.8歳)、体重10kg未満のMIX犬(平均寿命6位・14.7歳)といった人気犬種が、平均寿命でも上位に入る傾向となっている。猫は、日本猫が15.1歳、混血猫が15歳、ラグドールが14.9歳という結果だった。

さらに犬猫だけでなく、鳥・うさぎ・フェレットのほか、昨今人気の高まっているモモンガやハリネズミといったエキゾチックアニマルの平均寿命も、今回初めて掲載されている。

犬の疾患については、従来、上位18犬種までの掲載だった犬種別データが、新たに32犬種に拡大された。疾患大分類別にみた保険金請求割合のほか、他犬種と比べてかかりやすい疾患が上位20疾患まで紹介されている。

マイナー犬種は大規模な疾患統計をとりづらく、情報がメジャー犬種よりも少なくなりがちだが、合計32犬種においてそれぞれがかかりやすい疾患を掲載したことで、各犬種における病気の早期発見や予防の一助となればと考えているとしている。

■調査概要
・調査期間:2019年4月1日~2020年3月31日
・対象:アニコム損保の「どうぶつ健保」の契約を開始した犬62万4312頭、猫14万2542頭、鳥5465羽、うさぎ1万5358頭、フェレット5246頭、モモンガ1155頭、リス704頭、ハムスター6996頭、ネズミ1924頭、モルモット1554頭、ハリネズミ2968頭、トカゲ699頭、チンチラ1785頭(全年齢、性別不明含む/契約の解除・取消を除く)

《鈴木まゆこ》

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