サンシャイン水族館（東京都豊島区）は、夏休みを前に、年に数回実施している水槽の大掃除「水槽ピカピカ大作戦！」（落水清掃）の魚類編・天空のペンギン編を7月13日、15日、16日、17日に実施すると発表した。
魚類編では、水槽内の生物を追い込みながら保護してバックヤードへ移動し、水を抜いて掃除を行う。通常、飼育スタッフが潜水してアクリルや擬サンゴなどをこすって掃除を行っているが、一定の時間が経つと通常の清掃では汚れが落ちにくくなるため、年に数回、水槽の水を排水して清掃する「落水清掃」を行うのだそう。この落水清掃では、“水槽内の生物を取り上げて水が全て抜かれる”といった普段は見られない珍しい光景を見ることができる。
7月13日は「沖縄の海～白保～」水槽、7月15日は「大西洋～カリブ海～」水槽、7月17日は「オーストラリアの海～グレートバリアリーフ～」水槽と順次行われ、生物を元の水槽に戻すのは、翌日の朝8時頃だという。
また、天空のペンギン編では、ケープペンギンが都会の空を飛んでいるように泳ぐ幅約12mの水槽の魅力を保つため、ペンギンが水槽から出た後に排水し、滑りやすい水深の浅いエリアと水深の深いエリアを含めて、飼育スタッフが水槽の中を大掃除するのだそう。こちらも、通常は飼育スタッフが潜水してアクリルをこすって掃除を行っているが、一定時間が経つと汚れが落ちにくくなるため、年に数回、落水清掃を行うのだという。
7月16日19時から22時に実施され、水槽への注水は明け方にかけ、3回に分けて行われるとのこと（一部営業時間外の実施）。
