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バラエティ豊かなペット用グッズ、新しい発見もあるイベント【わんにゃんドーム2022】

ハンモックで寛ぐ来場者の愛猫
  • ハンモックで寛ぐ来場者の愛猫
  • クリアステップからは「肉球見放題」
  • レトロデザインのキャリーケースやカラフルな食器
  • Petifamブース(わんにゃんドーム2022)
  • Petifamブース(わんにゃんドーム2022)
  • ご当地ならではの名古屋コーチンを使ったおやつ
  • 蛍光機能付きの階段用ステップ(左)は人間にも優しい
  • サンコーブース(わんにゃんドーム2022)

2月5日6日にナゴヤドーム(愛知県名古屋市)で開催された「わんにゃんドーム2022」には、主に犬や猫の飼い主向けの商品を取り扱う大小様々な約100のブースが出展した。

おしゃれな猫用ステップとキャリーケース

猫用グッズで特に目を引いたのは、壁に取り付けるタイプのキャットステップ。透明な「クリアステップ」を使えば、飼い主が下から肉球を眺めて楽しむことができる。「animacolle(アニマコレ)」ブランドの「キャットロードプラス」には、このほかにもハンモックやトンネル、階段状のステップなどのバリエーションが用意されている。取り付けも簡単で壁へのダメージも小さいので、猫や飼い主の好みに合わせてレイアウトを変更する楽しみもあるだろう。

クリアステップからは「肉球見放題」クリアステップからは「肉球見放題」

もう1つ注目したのは、「Petifam(ぺティファーム)」が展示した「Sixties(シクスティーズ)」シリーズだ。猫用のキャリーケースだが、古いテレビやラジオをモチーフにした1960年代風のレトロなデザインでおしゃれな遊び心が溢れている。側面には出入り可能な扉が取り付けられており、飼い主が手を入れて愛猫をなでることもできる。オレンジやブルー、ピンクといったパステルカラーの食器や肉球デザインのお皿なども並んでいた。

レトロデザインのキャリーケースやカラフルな食器レトロデザインのキャリーケースやカラフルな食器

バラエティに富んだグッズ

名古屋コーチンを使った犬用おやつなど、この土地ならではの出展も見られる。また、室内用のハウスとしても使えるドライヤー、「ペットドライルーム」という新しい商品も登場していた。ペット用カート「エアバギー」なども参加しており、バラエティに富んだグッズを見ることができた。

キッチンマット、食器やバスタブの洗浄用グッズなどを製造する繊維製品メーカーのサンコーも、ペット用品には力を入れている。新製品として紹介されたのは階段用の滑り止めマットで、ポイントは前端に施された肉球の模様だと言う。光を当てるとしばらく光る蓄光式の素材を使用しているため、夜間、飼い主の安全に役立つ場面もありそうだ(同社では、蛍光灯の光に20分当てると1~2時間は光が残るとしている)。

蛍光機能付きの階段用ステップ(左)は人間にも優しい蛍光機能付きの階段用ステップ(左)は人間にも優しい

「わんにゃんドーム2022」は、新型コロナウイルス対策のため場内の滞留人数管理や密の回避などを行ったうえでの開催となった。それでも主催者発表によれば、来場者は2日間で2万人を超えたという。感染症に注意しながらも、引き続き愛犬や愛猫たちと共に楽しい生活を送りたい。

《石川徹》

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