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ゴマフアザラシの赤ちゃんが誕生、20年以上ぶり…東武動物公園

東武動物公園でゴマフアザラシの赤ちゃんが誕生
  • 東武動物公園でゴマフアザラシの赤ちゃんが誕生

東武動物公園(埼玉県宮代町)は、3月5日にゴマフアザラシの赤ちゃんが誕生したと発表した。同園でのゴマフアザラシの誕生は、20年以上振り。母親の「ポプラ」と父親の「アラシ」にとって初めての赤ちゃんとなる。

妊娠がわかったのは2021年8月下旬。獣医師がエコーで調べ、確認した。ゴマフアザラシの妊娠期間は約11ヶ月といわれており、担当飼育係は落ち着かない日々が続いていたが、3月5日の夕方、退社前に寝部屋を確認すると、赤ちゃんに寄り添うポプラの姿があったそうだ。また、同日の22時30分頃にはしっかり授乳する姿も確認できたという。性別はオスで、現在の体長は73cm、体重は10.38kg。

ゴマフアザラシの赤ちゃんは、白色のふわふわとした毛が特徴だが、白い毛は生後12日ほどで大人と同じ毛に生え変わり始める。赤ちゃんの愛らしい姿は随時SNS等で投稿される予定で、同園は「成長を暖かく見守ってほしい」としている。なお、一般公開については、決まり次第HP等で発表するとのこと。

名前は、アザラシが動いている姿を見て「もちもちしている」という表現を来園者がよくしているため、親しみをもってもらいたいという思いから「もちもち」と名付けられている。

《鈴木まゆこ》

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