上野動物園の双子パンダ、シャオシャオとレイレイは順調に成長しており、2頭とも体重が20kgを超えた。夜間はシンシンにじゃれついたり、2頭でじゃれあったりするほか、タケをかじる姿が見られているという。
レイレイは日中にも活動的な姿を見せているが、シャオシャオは木の上にいることが多いそうだ。先日公開された動画には、レイレイが色々な木に登ったり、休息しているシャオシャオにじゃれついたりする様子が収められている。
家族も元気に過ごす
母親のシンシンと双子は、日中は運動場と室内展示場、夜間は室内展示場と寝室が出入り自由になっている。2頭への授乳は、夜間から早朝にかけて室内展示室と寝室で多く見られるという。3月3日には、運動場で初めてレイレイへの授乳が行われたが、その後は確認できていないそうだ。
父親のリーリーと姉のシャンシャンも健康状態は良好。モウソウチク、シノダケ、マダケなどのタケ・ササ類を中心に、パンダ団子、ペレット、ニンジン、リンゴなどを食べて、元気に過ごしている。
シンシンと双子の観覧を再開
同園は、3月23日から再開園することが決まった。これに応じて、西園「パンダのもり」にて親子の観覧も再開。インターネットで申し込みを受け付けている（抽選制。電話やはがきでの申し込みは不可）。3月25日から4月3日分の受付は21日15時締め切りで、抽選結果は24日13時に発表される。公開時間は10時から14時、各日最大2800名が観覧可能。
4月5～15日観覧分は3月25～3月28日に受付、4月16～22日分は4月1～4日に受付を行う。公開時間は10時から16時、観覧人数は最大4400名に拡大する。詳細は公式サイトにて要確認。
