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「ゴマフアザラシ展」、上越市立水族博物館うみがたりにて開催…7月10日まで

上越市立水族博物館うみがたり
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  • あざらしジェラート

上越市立水族博物館うみがたり(新潟県上越市)では、ゴールデンウィークに楽しめるさまざまなコンテンツを展開している。

同館のゴマフアザラシは、オープン時からいるジロー、コケの2頭に、令和4年1月からアラシ、​ナノハの2頭が加わり、計4頭を飼育展示している。今回、この個性豊かなゴマフアザラシをもっと知るために、7月10日まで「もっと知って!うみがたりのゴマフアザラシ展 ~こけ次郎なのは嵐?~」を行う。

2階ふれんどプール前では、4頭のプロフィールや個性・性格などを、飼育員ならではの視点で詳しく紹介。4頭の個性を知ることで、もっと身近にゴマフアザラシを感じることができる。

1階催事ホールでは、ゴマフアザラシの生態や生息地などを、他の種のアザラシと比較して解説。また、アザラシのことを楽しみながら知れるように、実物のヒゲ・爪・毛の展示や、種による大きさの違いを一目で分かるように等身大ポスターも展示するという。そして今後期待される、繁殖に向けたの取り組みを紹介する。

館内のレストラン、レストランテ ロス クエントス デルマールでは、特別展中の期間限定で「あざらしジェラート」を販売。アザラシの顔をあしらったジェラートには、地元上越市の三和牛乳を使用している。

また、同館では、月替わりでさまざまな生きものの魅力を伝える「マンスリー水槽」を実施している。5月は、端午の節句に飾られる兜(かぶと)飾りの名がつくカブトガニの展示を行う。兜飾りと同様に「病気や事故から身を守って、健康に成長するように」という願いを込めている。カブトガニは何億年もの間、ほとんど姿を変えずに生き残っており、生きた化石ともいわれている。どのようにして過酷な環境の中を生き抜いてきたのか。独特な体の構造(長い心臓、大きい肝臓、後ろにある鰓、5つある目、細菌を固める特別な血液など)や生態について図解を用いて紹介する。

3階イルカスタジアムで行われているドルフィンパフォーマンス「Fun Fun Fun」は、バンドウイルカ本来の行動や能力の高さを、楽しみながら学べるプログラム。日本海をバックにした解放感あふれるロケーションで、イルカの様々な能力を知るることができる。

うみがたり大水槽の2万匹のマイワシが、音楽に合わせて縦横無尽に泳ぎ回る姿を楽しめる新たなパフォ―マンス「舞鰯シャイニリュージョン」も開催中。変幻自在なマイワシの群泳とピアノの繊細な音楽が相まって、感動的な空間へと変化する。水槽内をダイナミックに泳ぐマイワシの群泳は躍動感に溢れ、日本海の命の輝きを間近で感じられる。

■ドルフィンパフォーマンス「Fun Fun Fun」概要
開催場所:3階 イルカスタジアム
開催時間:
4月29日~5月2日、5月6日~5月8日
9時30分、11時、12時30分、14時、15時30分、17時30分
5月3日~5月5日
9時30分、11時、12時30分、14時、15時30分、17時、18時30分
※各回10分程度、スケジュールは季節により変動あり

■「舞鰯シャイニリュージョン」概要
開催場所:うみがたり大水槽
開催時間:10時、11時、12時、13時、14時、15時、16時30分
※各回約5分

《山本真美》

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