学研ホールディングスのグループ会社、学研プラスは、「これをせずにはいられない!動物たちの悲しき習性図鑑」を6月4日に刊行した。なお、監修は「ざんねんないきもの辞典」などを手掛ける今泉忠明氏。
動物たちの本能行動を見てみると、「何でそんなことするの?」と思う行動がたくさんある。同書では、そんな動物たちの奇妙な行動を集め、その意味や目的を解説。
例えば、「たまごに水をかけずにはいられない!」ハシビロコウ。子育てシーズンになると、くちばしで水をくみ、卵や雛にかけずにはいられなくなるのだそう。実はこの行動は、気温が高い地域にいるため、卵や雛が熱くなりすぎないように冷やすために行なっているという。
また、「毎日泣かずにはいられない!」ウミガメでは、卵を産むときだけでなく、毎日海の中で涙を流しているとして、その理由を解説。他にも、シマリスやゴリラ、フェレットなど、様々な動物の奇妙な行動が解説されている。