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動物の進化の不思議をオスとメスで比べた「つがい動物図鑑」刊行…かんき出版

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かんき出版、「つがい動物図鑑」を刊行
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かんき出版は、『オス・メスくらべるとこんなに違う つがい動物図鑑』を、8月5日に刊行した。

地球にいるほとんどの生物には、オスとメスという違い(性別)が存在する。その理由は、「生きるために有利だから」。

例えば、キリンはオスの方が大きく、メスの方がやや小ぶり。それは「単純にオスの方が戦うために大きくなった」ではなく、「オスとメスで、食べる木の高さをずらすため」。キリンの特徴的な長い首では、食べられる木の葉が限られているため、もし同じ高さの葉をオスとメスで食べていたら食べるのもに困ってしまうからなのだそう。

また、哺乳類の中で、最も鮮やかな色彩をもつマンドリルのメスは、オスのお尻の色で相手を選ぶ。マンドリルは、血管の色や光の散乱を利用して、派手な色彩を手に入れたのだが、この色は、健康で栄養状態が良いほど鮮やかになるため、派手なオスほど強く、たくさんのメスにモテるという。

このように同書は、オスとメスの見た目の違いだけではなく、どうして違いが生まれたのかまでを深掘りし、生き物たちの進化の不思議を「オスとメス」で、哺乳類、爬虫類、鳥類、節足動物、魚類・両生類の5章に分けて紹介していく一冊となっている。

《鈴木まゆこ》

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