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浅田次郎作品「獅子吼」、音楽劇として公演…10月21日~11月1日

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オールスタッフ、浅田次郎作品「獅子吼」を音楽劇として公演
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オールスタッフは、10月21日から11月1日まで上野ストアハウスにて、音楽劇「獅子吼(ししく)」の公演を行う。

原作は2016年に刊行された浅田次郎氏の小説で、オールスタッフでは、「天切り松」「月のしずく」に続き、浅田次郎作品3作目の舞台化となる。

物語の舞台は、戦争の足音が日増しに強くなる東北地方のとある港町。「決して瞋(いか)るな。瞋れば命を失う」 という父の訓えを守り、動物園で運命を受け入れ、静かに暮らす老獅子。かつての百獣の王は檻の中で妻をめとり子をもうけ、決して人間に瞋りを見せることなく安らかに生きていた。

やがて、人々が動物に癒やされていた時代は過ぎ、近づく戦火に家族や自分の命さえ危うくなり、戦争下の過酷な状況に苦しむ人間たちを前に、獅子が父の訓えを破るとき…。

切なく激しい瞋りを内に秘めた獅子と人間の、哀切と尊厳が胸に迫る作品となっている。

《鈴木まゆこ》

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