朝日新聞社が運営するあそびのプリント(通称「たのしーと」)を無料提供するサイト「すき!がみつかる 放課後たのしーと」が、バーチャル動物園「いきもの目線」の配信を10月20日から開始した。
放課後を学童保育などで過ごす子供たちのために、新たにオンライン遠足として楽しめるVR動画コンテンツを提供。コロナ禍で様々なイベントが中止となった学童からの要望に応えた新サービスだ。
バーチャル動物園「いきもの目線」は、動物園や水族館の生き物たちを飼育ケージの中から撮影した、半天球360度のパノラマ動画。今まで見たことのないようなアングルから生き物を間近に見ることができ、画面をスクロールすれば生き物の動きを追うこともできる。飼育員が解説するメイキング映像もあり、子供の生き物観察にはぴったりの素材だという。
動画ごとに生き物の特徴やクイズなどが載った書き込み式の「いきものかんさつしーと」もついており、観察記録をつけるプリントとして、動画とセットで活用できる。
また、大型モニターやプロジェクターに繋いで見ることで、大迫力の映像を大勢の子供たちと一緒に楽しむことができる。スマホにVR専用ゴーグルを着けて視聴すれば、生き物が目の前にいるかのような臨場感を味わえる。
なお、同コンテンツは全48種類を予定しており、10月から12月まで順次公開していくとのこと。