学研プラスは、小学校低学年向けの読み物『ギザ耳ラグ』(あべ弘士のシートン動物記2)を、12月10日に刊行する。
ヘビにかみつかれ、耳がギザギザになってしまった子ウサギ、ラグ。森で生きぬく技と知恵をお母さんウサギに教わりながら、いくつもの冒険を通して成長していく。天敵だらけの森の中で、懸命に生きる子ウサギの学び、成長、そして別れ。自然の厳しさ、そして命の繋がりが真っ直ぐに描かれている。
同書は、シートン生誕160周年の今年創刊された、あべ弘士氏によるシートン動物記のシリーズ第2弾。音読した時のリズムにこだわった文章で、全てのページに挿絵が入っているため、読み聞かせや、子供の初めてのシートン動物記にも適した1冊だとしている。