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第一次南極犬ゾリ隊の実話を描く「南極犬物語 新装版」刊行…ハート出版

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日本初の第一次南極犬ゾリ隊、奇跡の実話「南極犬物語 新装版」、ハート出版より刊行
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ハート出版は、実話「南極犬物語」の新装版を刊行した。

物語は北海道稚内で生まれた3匹の赤ちゃん犬から始まる。後に有名となるタロとジロ、そしてサブロの3匹。タロとジロの弟、サブロも犬ゾリの訓練を受けていた。しかし、病気で命を落としてしまう。

タロとジロは、先輩の犬たちと一緒に南極観測船「宗谷」に乗って南極へ行き、観測隊の困難なミッションのため、犬ゾリ隊の一員として大活躍する。そして、第一次観測隊と第二次観測隊が交代するときに、悲劇は起きた。

同書は児童書のため、犬たちが主役の物語だが、人間の心の動きも見逃せないという。また、物語だけでなく、欄外には「南極まめ知識」も載っており、子供たちには科学や地理の知識も楽しめる1冊となっているという。

ある年代以上の日本人なら多くの人が知る実話。それを今刊行する理由として同社は、「コロナ禍の巣ごもりの高齢者や、詳しくは知らないだろう子供たちにぜひ読んでほしい」と述べている。

《鈴木まゆこ》

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