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アクア・トト ぎふ、エイをテーマにした企画展「トゲめくエイ」を開催…21年4月11日まで

エイをテーマにした企画展「トゲめくエイ」
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世界淡水魚園水族館「アクア・トト ぎふ」(岐阜県各務原市)は、12月19日から2021年4月11日まで、エイをテーマとした企画展「「トゲめくエイ」を開催する。

水玉模様や花柄模様の美しいエイ、デンキを出すエイなど、見た目が個性的な種も多いエイの仲間たち。企画展では、歯の仕組みや危険な毒のトゲ、繁殖についてなど、長い年月をかけ、あらゆる環境にたくましく適応してきた個性豊かなエイとその不思議な生態を紹介する。

骨が柔らかい軟骨でできた軟骨魚類の中で、板鰓類に属するサメやエイ。他の魚とは大きく異なる様々な生態や形態を持っている。食性や歯を紹介するコーナーでは、鏡を設置した水槽で、エイの口やお腹側も観察できる。

また、エイの仲間は600種程で、そのほとんどが海に生息しているが、企画展では、淡水での生活に適応し南米の川や湖に棲む、ポタモトリゴン科の淡水エイを観ることができる。

さらに、同館で産まれたエイの赤ちゃんの展示や、最近分かったアカエイの妊娠についてなど、貴重な映像や写真を使用し、謎多きエイの繁殖についても解説している。

他にも、毒トゲに刺された館長を漫画で紹介するコーナーや、デンキを発するエイの展示など、トゲにときめくエイの魅力をたっぷりと紹介。同館は、思わず「トゲ」めいてしまうエイの魅力をご堪能くださいとしている。

なお、同展開催に合わせ、淡水エイのクリエイター作品を販売する「トゲめく雑貨たち」も実施。館内1階のショップ「フィッシュタンク」にて販売中。

■「トゲめくエイ」開催概要
・開催期間:2020年12月19日~2021年4月11日
・料金:入館料のみ
・展示場所:館内1階 特別企画展示スペース
・展示数:8種14点(常設展示水槽の4点も含む)

《鈴木まゆこ》

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